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第2回米国歯内療法専門医日本協会セミナー 開催される
 11月24日(水,祝),富士ソフトアキバプラザ(東京都千代田区)において,標記セミナーが開催された.本セミナーを主催する米国歯内療法専門医日本協会は,日本における歯内療法レベルの向上を目的とする,米国歯内療法専門医課程を修了した専門医達によって2015年に発足した協会である(会長:石井 宏氏/東京都).
 セミナーは,石井 宏氏による挨拶の後,「Decision Making for the Best Patient’s Interests in Endodontics」と題した講演で幕を開けた.石井氏は,歯科医師は受けた教育・最初に勤務した機関によって診断にバイアスがかかると,自身の考えについて解説.歯科医師は,みずからの環境によって培われたバイアスに左右されず,真の患者利益につながる意思決定を行わなければならないと述べた.
 続いて田中利典氏(東京都)が登壇.「根管洗浄の変遷-deliveryとagitationー」と題し,時代の流れとともに変化した洗浄剤や洗浄方法について解説.機械的清掃と化学的清掃を併用することの重要性について説明した.
石井 宏氏
 午後の部は,松浦 顕氏(福岡県)による「The review of Patency File」と題した講演で始まった.松浦氏は,多くの著名な臨床家が使用を推奨しているPatency Fileについて解説.臨床的に有効な面はあるものの,議論の余地が残る術式であるので,熟考して行うようにと注意を喚起した.
 続いて横田 要氏(大阪府)が登壇.「歯内療法におけるバイオセラミックスの応用」と題し,MTAなどのバイオセラミックス材料について最新の研究と臨床症例を交えながら解説.歯内療法領域に導入されつつある,EndoSequence BC Sealer / Pointなどの可能性豊かな,新しいバイオセラミックス材料について紹介した.
 最終演者として,田中浩祐氏(東京都)が登壇.「歯内療法領域の再生療法」と題し,歯内療法領域で応用が試みられている再生療法技術について解説.American Association of Endodontists が定める推奨事項を用いて,再生療法の展望について論じた.
 5名の講演が終わった後,演者全員が登壇し,聴衆から集められた質問について回答していくディスカッションが実施された.講演のなかでの疑問点から,歯内療法における特別な治療法についての意見など,さまざまな質問・疑問に対して5名の演者が次々と回答し,盛会のうちに幕を閉じた. 
左から石井 宏氏,田中利典氏,松浦 顕氏,横田 要氏,田中浩祐氏