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SHOFU BIOFIX IMPLANT CONGRESS 2016「松風バイオフィックス インプラント」発売記念特別講演会 開催される
2016年5月15日に標記の会がベルサール神田(東京都千代田区)にて開催された.主催は松風バイオフィックス株式会社(東京都文京区,代表取締役社長 奥山 勉).松風バイオフィックス株式会社は、株式会社松風が開発した純国産・歯科用インプラントシステム「バイオフィックス」を販売するグループ会社として、2015年4月1日に設立された.講演は「今,求められるインプラント治療」をテーマとし,9名の演者が登壇した.会場には歯科医師,歯科技工士300名が集まり,講演に耳を傾けた.

最初に登壇した春日井 昇平氏(東京医科歯科大学 インプラント・口腔再生医学分野 教授)は「臨床から見据えるインプラント治療の将来展望」と題し,材料や医学の発展とともに,それぞれの医療人としての倫理観の大切さを説いた.また,次に登壇した渡邉 文彦氏(日本口腔インプラント学会 理事長,日本歯科大学新潟生命歯学部 歯科補綴学第2講座 主任教授)より,口腔インプラント治療にかかわる臨床での問題点と日本口腔インプラント学会の取り組みについての報告があった.

ランチョンセミナーを挟み,午後からはシンポジウムが行われた.最初に「超高齢社会を支え、健康寿命に寄与するインプラント治療を考える」をテーマに,前田 芳信氏(大阪大学 有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野 教授)を座長として,近藤 尚知氏(岩手医科大学 補綴・インプラント学講座 教授),田中 譲治氏(田中歯科医院 院長)が登壇した.高齢社会ではインプラントの清掃性が大切であること,口腔内スキャナーの可能性,要介護を見据えた治療の有意性などが語られた.
次のシンポジウムでは「純国産・バイオフィックス インプラントへの期待」をテーマに大塚 隆氏(医療法人社団仁慈会 大塚歯科クリニック 院長)を座長とし,藤川 謙次氏(藤川歯科医院 院長),畑中 卓哉氏(有限会社 Fit In 代表取締役)が登壇し,それぞれの症例を紹介しながら,純国産であるバイオフィックス インプラントへの期待が語られた.

講演後に奥山代表取締役社長より,「バイオフィックス インプラント」が信頼の「SHOUFU」ブランド製品として,純国産・歯科用インプラントシステムとして安心・安全の歯科インプラント治療に貢献していくとの閉めの挨拶があり,盛況の内に幕を閉じた.

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