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「東北歯科技工専門学校同窓会『校友会』講演会」開催される
 7月18日(土),ホテルレオパレス仙台(仙台市宮城野区)にて標記講演会が開催された.東北歯科技工専門学校(以下,同校)の同窓会「校友会」〔会長:小松 勝氏(同校副校長)〕は,同窓生に向けた年1回の講演会を主催し,会員のスキルアップと交流を図っている.45回目となる今回は「変わる技工、変わらない技工」をテーマに坂本隆憲氏(仙台市青葉区/旭ヶ丘歯科クリニック),菅原克彦氏(横浜市神奈川区/ケイエスデンタル)の両氏が登壇し,同窓生ら111名が聴講した.
  「残存組織保全と機能回復 リジットサポートを考慮したパーシャルパラレルミリングデンチャー」と題した坂本氏の講演では,欠損歯列における組織の保全と機能回復を図るうえでリジッドサポートと適切なマウスプレパレーションが重要になると言及.垂直方向の力には強く,水平方向の力には弱い天然歯の特徴を考慮しつつ,鉤歯・残存歯とデンチャーを強固に連結して維持・把持を最大限獲得するために,パーシャルパラレルミリングによる力のコントロールを図ることが予知性を高めるために重要であると話した.(中略)
 菅原氏は「アナログ技工からデジタルへ 完全インハウスCAD/CAMシステムによる小規模ラボの優位性」との演題で,歯科用CAD/CAMシステム導入によりどのような変化が生じたのかを自身のラボの事例をもとに紹介.(中略)「将来はCAD/CAMに特化し,材料や各製品に合わせてNCデータをコントロールできるような歯科技工士が求められるようになると思います」との見解を示した.(後略)

※月刊『歯科技工』の後続号にて,編集部による取材記事を掲載予定です.

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