2015年6月18日(木),19日(金)において,日本歯科医師会 第179回定時代議委員会が開催され,新しい会長に髙木幹正氏が選ばれた.また,19日午後には記者会見が開催され,髙木新会長以下役員全員が出席,それぞれの所管業務が紹介された.
記者会見のなかで髙木氏は「日本歯科医師会を政策実現集団としていきたい.医療政策は具現化することが重要.医療は国策の一環で提供されているが,歯科医療にかんしては開業医という「個」が中心的に担い,「公」である医療を支えている.この「個」の安定を実現させたい」と抱負を述べた.
また日本歯科医師連盟会長時代には歯科医療費の増加を目指していたが,その姿勢は日本歯科医師会会長となっても基本的には変わらない.財源の確保やパイの拡大などを通して実現させていく」とも語った.
その他には,政策を実現させる基盤としての日本歯科総合研究機構の改革などについても触れた.
記者会見で質問に答える髙木氏
新しい体制下の新役員は以下の通り(敬称略,括弧内は所属歯科医師会)
会長 髙木幹正(岐阜県)
副会長 山科 透(広島県)/渡邉正臣(愛知県)/柴田 勝(栃木県)
専務理事 浅野正樹(東京都)
常務理事 遠藤秀樹(福島県)/寺尾隆治(佐賀県)/中田裕之(埼玉県)
今里憲弘(福岡県)/小泉政幸(神奈川県)/深井穫博(埼玉県)
小林慶太(千葉県)/小枝義典(東京都)/瀬古口精良(大阪府)
理事 細谷仁憲(宮城県)/山﨑安仁(富山県)/重城正敏(宮城県)
竹内千惠(東京都)/池村雄介(東京都)/佐藤修斎(徳島県)
片山繁樹(神奈川県)/中西康裕(愛知県)/西脇孝彦(岐阜県)
末瀬裕一(兵庫県)
常務監事 伊藤昭治(東京都)
監事 長谷宏一(福岡県)/石黒慶一(山形県)